今回の宿泊記は、ついにあの憧れの『リッツカールトン東京』です!しかも、なんとなんと、マリオットボンヴォイのゴールドエリート会員なのにスイートルームに宿泊することができてしまいました!しかも無料で!!
本当にもう、いろいろな意味で私のホテルライフの中で最高の思い出になりましたので、ことの経緯はもちろん、リッツカールトン東京のスイートルームの詳細についても詳細にご紹介したいと思います。
本当にこんなことがあるのか!?というくらいの出来事でしたので、興味のある方はお読み頂ければ幸いです。記事の中ではなぜマリオットボンヴォイのゴールドエリート会員なのにスイートルームに無料宿泊できたのかについても書いておりますので、参考にしていただければうれしいです。
[目次]
- リッツカールトン東京ってどんなホテル?
- いよいよリッツカールトン東京へ
- カールトンスイートの詳細
- 素晴らしいホテルサービス・ホスピタリティー
- 朝食は45階「タワーズ」でのバイキングスタイル
- リッツカールトン東京周辺情報(六本木ヒルズ・三鷹の森ジブリ美術館)
- リッツカールトン東京・カールトンスイートに無料宿泊できた4つの理由とは?
- リッツカールトン東京 子連れ宿泊記 まとめ
リッツカールトン東京ってどんなホテル?
リッツカールトン東京は日本でも屈指のクオリティーとホスピタリティーを有すると言われ、ラグジュアリーホテルトラベラーなら誰もが憧れるホテルですね。立地も六本木という都心にありながら緑に恵まれた落ち着いた環境にあり、東京ミッドタウンの地下1階から2階(駐車場)および45階から53階に入っています。
実はリッツカールトン東京のあるミッドタウンタワーは高さが248メートルもあり、東京で一番高いビルです。つまりリッツカールトン東京は、「東京で一番高いところにあるホテル」でもあるのです。その客室から見える景色、夜景はそれは素晴らしいものです!詳しくは記事の中に写真や動画も載せておきますので、ご覧になってみてくださいね。
いよいよリッツカールトン東京へ
そんな憧れのリッツカールトンへは、家族で車で行ってきましたので、ホテルの駐車場に停めました。が、さすがのリッツカールトン東京!泊まっている車で私が見たのはクラウンとベンツだけでした!!私の国産車はやや場違い感はありましたねぇ・・笑
リッツカールトン東京の駐車場は東京ミッドタウンの地下にあり、地下駐車場からリッツカールトン入り口へ直接入るとそのまま45階のフロントロビーへ行けるのですが、私たちは一度ミッドタウンのグラウンドフロアに出てしまったので、そこからアクセスしました。
ミッドタウンガレリアの入り口脇には、「THE RITZ-CARLTON」の文字がひときわ輝く宿泊者専用の白い入り口があります。
こちらがその専用入口。いいですねぇ~!ここを入ったとたんエレガントな雰囲気の専用通路が現れます。そのまま進み、一番奥のエレベーターで45階へ向かうとフロントロビーへ到着します。
ロビーに出るとこのような広々としたなんとも素敵な空間が広がっていました。豪華な装飾品や美しい胡蝶蘭の和の空間までもあって、本当に心穏やかになる空間です。
フロアの一番奥には夜のみ営業するバーもありました。今回はここで飲むチャンスはなかったですが、写真だけ撮らせてもらうことができました。夜になったらもっといい雰囲気だろうなぁと思いますね!
さて、一通りエレガントな雰囲気を味わえたので、いよいよチェックインです!
マリオットボンヴォイ・ゴールドエリートメンバーになっているとレイトチェックアウトが可能なので、翌日にゆっくり東京ミッドタウンで買い物をしてから帰ろうと思い、今回は予約時にレイトチェックアウトをお願いしていました。また、ゴールドエリートはお部屋の無料アップグレードをしてもらえる場合があるので、それもちょっと期待をしながらフロントへ向かいました。
チェックインを申し出ると、写真の真ん中にも写っているフロントの男性の方が優しく語りかけるようにお話しして下さいました。
「お客様、今回はレイトチェックアウトを承っております。お部屋にはベビーベッドもご準備させて頂いておりまして、今日ご宿泊のお部屋は東京タワーがご覧になれますデラックスルームでございます。」
レイトチェックアウトもベビーベッドもお願いした通りだし、部屋から東京タワーが見られるならいいね!といい気分でしたが、今回はマリオットボンヴォイポイントでの無料宿泊予約をしていたので、そもそもどの部屋に泊まれるのかを把握していませんでしたので、アップグレードしてもらってこの部屋になってるのかな?と思い、「アップグレードってして頂けていますか?」と聞いてみました。デラックスルームだって通常はこのとおり一泊6万円くらいするので、それをポイントだけの無料で泊まれるのはラッキーなんですけどね!
「アップグレードについてはただ今確認致します。」とのことだったので、しばらく待っていると思いがけない言葉が。
「お客様、大変申し訳ございません。レイトチェックアウトを承っておりますので、現在アップグレードできるお部屋はございません。。(ガーン)。。。ただし、もしも明日のチェックアウトを13時半までにして頂けるのであれば、私どものカールトンスイートへのアップグレードは可能ですが、いかがいたしましょう?」
ん?ええっ!? ス、スイートへアップグレード!?
ゴールドエリートのステータスでは通常スイートルームへのアップグレードは無いと認識していたので、このオファーには正直かなり驚きました。だってポイントしか使ってなくて1円も払ってないんですよ?それなのにスイートルームへアップグレードですかぁぁぁ!って感じですが、これをお断りする理由はどこにもありませんよね。
この穏やかでエレガントなフロントの男性に丁寧に御礼を申し上げ、「カールトンスイート」なる部屋に泊まらせて頂けることになりました。(あとでびっくりさせてあげようと思って、この段階では奥さんと子どもにはまだ言ってないです)
カールトンスイートの詳細
私たちが宿泊させてもらえることになったのは49階のカールトンスイートでした。フロントから部屋までは、子どもが大好きそうな優しいお姉さんが荷物のサポートをしながら連れて行ってくれました。
さあいよいよ憧れのリッツカールトン東京、さらにしかもカールトンスイートルームへ到着です。キーを差し込み、ドアを開けた瞬間、奥さんと子供はもうびっくり!わーきゃー言って、大喜びしてくれました!特に子供は部屋を走り回って大はしゃぎでした!この瞬間、めっちゃうれしいんですよね~(笑)
リッツカールトン東京のカールトンスイートはリビング、バスルーム&クローゼット、ベッドルームの3つで構成されています。ホテルHPから拝借した間取り図にちょっとアレンジしたものがこちらです(実際に泊まった部屋はトイレとシャワールームがこちらの図面とは逆の部屋でしたが、おおむねこの通りです)。
それではここからはそれぞれを詳しくご紹介していきますね。
リビングルーム
部屋に入るとすぐに大きな窓とそこから見える東京の景色が目に飛び込んできます。リビング自体もとても広く、ゆったりとしたソファー(写真左手)とその反対側(写真右手奥)には大きなデスクがあります。
机の上にはかわいらしいマカロンも!奥さんと子どもが全部食べちゃったのですが。。。お手紙も添えられていました。
また、部屋の入り口の扉わきには大きなテレビがあります。その大きさは60インチ!しかもソニー製!ホテルのテレビって海外メーカーの安いものを置いているところもあるのですが、テレビひとつ取ってもやはりクオリティーが違うなと感じましたね。
部屋のいたるところにオシャレ感が出ていて、茶器やネスプレッソがさりげなく置かれていました。
ネスプレッソの下の扉を開けるとこんな感じ。GODIVAのチョコなど置いてあるものも違いますね。
その隣には冷蔵庫。ビール、お茶、ジュースと一通り揃っています。あ、先ほどのGODIVAチョコもですが、これらは有料です。チェックアウト時に精算されます。ちなみにネスプレッソの脇にあったペットボトルのお水は無料で頂けます。引き出しの下にも予備があるので、お水はここにある分で足りてしまいますね。
クローゼット&バスルーム
リビングとベッドルームの間には、クローゼットルームとバスルームがあります。
まずはクローゼットルームから。こんな感じです(外が夜になっていますが、気にしないでください(笑)。西日が差しこみ逆光だったので、夜に撮り直しました)
扉ひとつが2m以上あって大きかったです。ここを開けるとこんな感じ。
引き出しをあけるとパジャマが入っています(上に写っているのは靴磨きセットでした。使いませんでしたが)。ん?パジャマが私の分しかない!と思ったのですが・・・、
奥さんと子供は既にパジャマを着用済みでした(笑)。さらさらして着心地がよかったですよ。子ども用も準備してくれたのには驚きましたね!娘もとっても嬉しかったみたいで最高の笑顔の写真が撮れました。
さて、次はバスルーム。カールトンスイートのバスルームは正面に洗面台、左手にシャワールームともうひとつの洗面台、右手にトイレとバスタブという作りになっています。
【正面】
洗面台の引き出しを開けるとこんな感じです。さすがアメニティーグッズも揃えがいいですね!
ヘアブラシとくしは木製でちょっとおしゃれな感じでしたよ。
【左側】洗面台&シャワールーム
シャワールームの中はこんな感じ。シャワーの水圧も全く問題なかったです!
【右側】トイレ&バスタブ
トイレはこちら。問題なしです。ただ、サニタリーバッグが便座の上部に置かれていたので、便座を開いてしまうと見えなくなり、奥さんも探していて「こんなところにあったのかぁ!」と言っていました。ちょっと見つけにくい感じなので、改善点かなとは思いますね。
そしてこちらがお楽しみのバスタブです。178cmの私が足を伸ばしてもゆったり半身浴できる広さでリラックスできました。シャンプー・コンディショナー・シャワージェル・ボディーローションは人気のあの『Asprey』でした!イギリスの老舗ブランドをさり気なく置いておくのはハイセンスですね!もちろん奥さんも大喜びでした!
バスルームにはテレビもあります。こちらはさすがに60インチではなかったですが(笑)、バスタブに入って観られる位置にあるので、とってもリラックスできました。
他にはバスローブ、ドライヤー、体重計があり、バスルームとして足りないものは全くなかったという印象ですね。
ちなみになのですが、私はこの3日後にお仕事の出張でビジネスホテル(〇〇イン)に泊まったのですが、部屋の広さがこのカールトンスイートのバスルームとほぼ同じでした。。。ラグジュアリーホテルに慣れてしまうと、ビジネスホテルに泊まれなくなるのが悩ましいところですね 笑。
ベッドルーム
さて、クローゼット&バスルームの先にはベッドルームがあります。こちらも大きな窓の部屋でキングベッドから素敵な景色が楽しめます。
昼と夜の景色はこんな感じです。朝ベッドで目が覚めて、この景色が目に飛び込んで来たときには本当に感激しましたね!幸せだぁ~!って心から実感しました。
スカイツリーも見えました。夜景は写真だとちょっと伝わらないのが残念です。ほんっとスゴかったです。
ちなみに我が家のベイビーちゃんには、専用のベビーベッドを用意してくれました。寝心地がよかったのか、いつもよりぐっすり寝てくれて、助かりました^^
【動画】カールトンスイートのお部屋概要
ここまで写真で詳しくご紹介してきましたが、やはり写真では伝わりきらない部分があるかなと思ったので、動画を撮っておきました。撮影は素人なので、私が少し見切れていたり、画面がブレていたりもしますが、イメージはつかんで頂けると思うので、もしよろしければご覧になってみて下さい。
素晴らしいホテルサービス・ホスピタリティー
こんな風に最高のお部屋に泊まらせてもらうことになりましたが、リッツカールトン東京の凄さはやはりホテルパーソンたちのサービス&ホスピタリティーの力にあると思います。今回の宿泊でも至る所でそのような場面に出くわすことができました。
私たちは夕飯をミッドタウンの中のレストランで取ったのですが、部屋に戻ってきて入ろうとすると、足元に何かがありました。こんな感じです。
なんだ?と思い、手に取ると、「ritz kids」と書かれたカードでした。これがものすごい感動でした。中を開くと、子どもに向けてこんな素晴らしいメッセージがありました。
実は、私がチェックインしている間、子どもも「パパと同じようにチェックインしてみる?」と言われていたらしく、別の場所でお名前を書いてチェックインのようなことをさせてくれていたようなのです。そのときに対応してくれたのが部屋まで連れていってくれたお姉さんなのですが、娘の名前を確認し、こんな素敵なカードを作ってくれていました。これには子どもはもちろん喜んでいましたが、親の方が感激してしまい、本当にうれしかったです。
こんな素敵な気持ちをお持ちの従業員がいるホテルがリッツカールトン東京なのです。今までたくさんのラグジュアリーホテルに泊まってはきましたが、ここまで何度も感動させてくれたホテルは今までにありませんでした。部屋のグレードや設備のクオリティーが高いのは確かにうれしいですが、やはり人の心を動かしてくれるのは、人の優しさです。こんな風に人を喜ばせることのできる皆さんは本当に素敵だなと心から思いました。
朝食は45階「タワーズ」でのバイキングスタイル
リッツカールトン東京では通常は朝食は別料金になりますので、私たちも朝食分だけはお金を払って頂きました。45階の「タワーズ」というバイキングレストランで、東京タワーも見えるところでした。
食事はこんな感じでいろいろなものを頂けました。
やや特に洋食が多めでしたかね。パンの種類はとても豊富でしたが我が家は和食派なので、味は確かにおいしかったですがちょっと物足りなかったかなーって感じです。今回のホテル支出はこの朝食代と駐車場代だけでしたが、朝食はたしか一人4800円くらいだったと思うので、子どもの分と併せて1万円でした。タワーズの従業員さんは、ホテルに比べるとややホスピタリティーの質も劣る感じがしたので、朝食に関してはクオリティーに対して値段が高いかなと思いました。ですので、絶対にリッツカールトン東京のバイキングで朝食を取りたいんだ!という方以外は、朝食は無理してここで取らなくてもよいのかなと思いました。
リッツカールトン東京周辺情報(六本木ヒルズ・三鷹の森ジブリ美術館)
リッツカールトン東京はミッドタウンにあるので、ここでの買い物はすぐにできますが、10分くらい歩くと六本木ヒルズにも行くことができます。 六本木ヒルズには毎度おなじみ私の好きなGANZOも入っているので、今回も一目ぼれしたポーチをゲットしてしまいました。ホテル代が無料なので、今回は他のものにしっかりとお金を使うことができましたね。
また、これは周辺情報とは言えないかもしれませんが、今回は六本木駅~新宿駅~三鷹駅のルートで三鷹の森ジブリ美術館にも行ってきました。娘が最近トトロにはまっており、ネコバスで遊べるエリアもあるので、楽しんできました。奥さんと娘にせがまれ買ったお土産です。宿泊中、部屋に飾っていました。確かにかわいいですね(笑)
リッツカールトン東京・カールトンスイートに無料宿泊できた4つの理由とは?
さて、このように憧れのリッツカールトン東京でスイートルームに宿泊でき、ホテルからの手厚いおもてなしを頂けたわけですが、なぜ私がリッツカールトン東京のカールトンスイートに無料で宿泊できたのか、その4つの理由を挙げてみたいと思います。
①リッツカールトンホテルを含むマリオットボンヴォイのゴールドエリートメンバーになっていた。
②マリオットボンヴォイのポイントを貯めていた。
③15時からのチェックインに対し、アーリーチェックインはせず、16時頃にチェックインしたことで、その時点で当日の予約状況はほぼ確定しており、空きのあったカールトンスイートへをアップグレードの対象候補として挙げることができた。
④チェックイン時にゴールドエリートメンバーであることを伝え、部屋の無料アップグレードがなされているかを直接確認した。
この4つが無料でカールトンスイートに宿泊できた理由だと思っています。このうち、①と②はマリオットボンヴォイ会員いうことで、これにより無料宿泊が可能となりました。これだけだとスイートルームへの宿泊はかなり難しかったのかもしれませんが、③と④のようにほぼその日の宿泊予約が確定していると思われる16時過ぎにチェックインをし、恥ずかしがらずにチェックイン時に無料アップグレードがあるかを聞いたというのがかなり重要なポイントだったような気がします(笑)
もちろん無料アップグレードは部屋が空いている場合に限られるので、絶対とは言えませんが、他のラグジュアリーホテルでのスイートルームアップグレードでも③は同じ状況でしたので、あながち的外れな理由ではないように思います。
ちなみにですが、今回無料宿泊できたリッツカールトン東京のカールトンスイートですが、普通に宿泊予約をすると約15万円もする部屋です。事前払い料金による予約でも約13万円もします。今回こんなラグジュアリーなお部屋にお金をかけずに宿泊できたというのは本当にラッキーだったと思います。是非みなさんにも同じように素敵な思い出を作ってもらえたらと思います。
リッツカールトン東京 子連れ宿泊記 まとめ
今回はリッツカールトン東京にポイントで無料宿泊し、マリオットボンヴォイのゴールドエリートながらスイートルームへアップグレードしてもらえたときの子連れ宿泊記をご紹介しました。ポイントで無料宿泊できてしまうのはとっても魅力的ですよね~!
最後までお読みいただきありがとうございました。皆さんに素敵なホテルライフがお届けできますように♬
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子連れホテラー🎵かわたひでき (@20ANA3) | Twitter